春らんまん 花巻路快走 第6回ハーフマラソン 最多3441人エントリー
第6回イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会(実行委など主催)は22日、花巻市松園町の日居城野陸上競技場を発着点とする日本陸上競技連盟公認コースで開かれた。過去最多となる3441人がエントリーし、春らんまんの花巻路を駆け抜けた。
北東北で今季初のハーフ公認大会で、ハーフに2145人(男子1788人、女子357人)、10キロに1008人(男子702人、女子306人)、3キロに288人(男子150人、女子138人)がエントリー。男女年齢別の計36種目で健脚を競った。
ゲストランナーは、2016年北海道マラソン優勝、15年さいたま国際マラソン2位などの実績を持つ吉田香織さん(36)。競技開始式で「美しい街並みを楽しみながら無理なく走りましょう」と激励して10キロを走ったほか、スタート、ゴール地点で出場選手とハイタッチなどで触れ合い、大会を盛り上げた。
市民ランナーは晴天の下、桜が満開のマラソンコースをそれぞれのペースで走り、計3050人が完走した。
ハーフの部を1時間10分38秒のトップでゴールした元東邦リファイン陸上競技部の会社員河野孝志さん(34)=東京都=は「最初の3キロがきつかったけど、後は楽しみながら走ることができた。タイムはもっと出せそうだが、面白いレースができたので良かった」と今年度最初のマラソン大会を笑顔で振り返った。