北上・西和賀

連休に特産品PR 町内3店で ユキノチカラ 新商品お披露目も【西和賀】

大型連休中に町内3店舗で販売される昨年度開発されたデザインプロジェクトの商品

 西和賀町などが地域資源を生かした特産品の開発、販売を進める「デザインプロジェクト」で、2017年度に開発された新商品が28日から町内3店舗で販売される。新商品のお披露目を兼ねたイベントとして、大型連休中に西和賀の特産品をPRする。5月6日まで。

 同プロジェクトは、町と町内事業所、県内在住のデザイナーが連携して訴求効果の高いパッケージデザインと合わせて新商品を開発し、販路拡大にまでつなげる取り組み。日本デザイン振興会や北上信用金庫などの支援も受けて15年9月にスタートした。

 西和賀にとってマイナスイメージの雪が食材の魅力を引き出す効果があることに着目し、16年3月に地域ブランド「ユキノチカラ」を創設。16年度までの2カ年で和洋菓子やどぶろく、そばなど9事業所の15品が商品化された。

 1年目、2年目に開発された商品は東京で発表し、3年目の今回は町外在住者が訪れる大型連休に合わせて町内での開催を企画した。

 17年度の新商品のうち、ジャムやぽんせんなど5品を第三セクター・西和賀産業公社が運営する道の駅錦秋湖(杉名畑)、湯夢プラザ(川尻)、結ハウス(小繋沢)の3店舗で販売する。同公社営業企画課の藤原朝子係長は「この機会に西和賀の魅力を堪能してもらいたい」と話している。

 営業時間は道の駅錦秋湖が午前9時~午後6時30分。湯夢プラザが午前8時30分~午後7時。結ハウスが午前9時~午後6時。問い合わせは同公社=0197(82)2211=へ。

 販売する商品は次の通り(3店舗での販売価格で消費税込み)。

 ▽もちりん(4個入り648円)=湯田ヨーグルトのムースを餅で包んだ菓子。▽あわゆき(150グラム300円、結ハウスでは販売しない)=おぼろ豆腐「あわゆき」の少量タイプ▽西和賀のぽんせん6種(45グラム356円など)、おとなのぽんせん2種(30グラム346円など)=少量食べ切りサイズの菓子▽いわなのバーニャ(120グラム800円)=塩漬けにして熟成させたイワナの皮やニンニク、タマネギで作ったソース▽りんごミルクジャム(120グラム600円)=湯田牛乳の生クリーム、ヨーグルトとリンゴで作ったすっきりした酸味とまろやかさが特徴

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