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盛岡競馬が開幕 迫力レースでファン魅了【岩手】

迫力のあるレースが繰り広げられた盛岡競馬の初日

 2018シーズン岩手競馬の第1回盛岡競馬が28日、盛岡市新庄の盛岡競馬場で開幕した。初日から多くの競馬ファンが訪れ、砂煙を上げて駆け抜ける迫力のレースに見入った。5月7日まで。29日は重賞レース「やまびこ賞(M3)」、5月6日は重賞レース「シアンモア記念(M1)」が行われる。

 初日は早朝から雲一つない快晴に恵まれ、午前10時の開門を前に大勢のファンが列をつくった。管理者の達増拓也知事、副管理者の谷藤裕明盛岡市長、県調騎会騎手部会長の村上忍騎手ら12人によるテープカットに続き、騎手やチャグチャグ馬コ6頭や騎手らによる来場者の出迎えや先着プレゼントで開幕を祝った。

 第1レースは午前11時30分に発走。震災復興を祈念して南関東各競馬場を代表する騎手との交流競走もあり、開催日は毎日のように訪れるという同市の小林徳雄さん(76)は「騎手と一体となって一生懸命走るところが競馬の魅力。雨の日も雪の日も風が強くても頑張っている姿を応援したい」と観戦していた。

 期間中は三陸沿岸のグルメなどが味わえるキッチンカーが登場。勝負服とヘルメットを身に着けて乗馬する「なりきりジョッキーポニー乗馬」、蹄鉄(ていてつ)にデコレーションを施すワークショップなどのイベントがある。

 県競馬組合によると、今シーズンの盛岡競馬は11月5日まで10開催の延べ60日間を予定。今年は同競馬場走路に照明設備の整備を進め、9月には薄暮競走を開催することから、例年に比べ多くの競馬ファンを集めそうだ。

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