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先進農業者を育成 アグリフロンティアスクール開講 40人が経営戦略学ぶ【岩手】

2018年度いわてアグリフロンティアスクールの開講式で受講生を代表してあいさつする菊池さん(中央)

 本県の農業を牽引(けんいん)する先進的な農業経営者をはじめ地域リーダーや農村地域活動を支援する人を育成する2018年度「いわてアグリフロンティアスクール」が23日、盛岡市内で開講した。三つのプログラムに県内から40人が受講し、1年にわたる学びをスタートさせた。

 県農林水産部、JAいわてグループ、岩手大農学部でつくる同スクール運営協議会が開設。▽農業経営科目群▽6次産業化科目群▽農村地域活動科目群―の三つのプログラムに、今年度は農業自営者をはじめ農業法人や関連会社、指導機関・団体などに在籍する県下16市町の20~70代が受講した。

 同日は盛岡市内で開講式に続き講義が行われ、農林水産省大臣官房技術政策室長の山田広明氏を講師に農業を巡る内外情勢に理解を深めた。

 開講式であいさつした校長の高畑義人岩手大農学部長は「論語」の一節を引用し「学んだだけで考えないと十分に理解できず得ることが少ない。考えるだけで学ばないと独断に陥る。このことを頭の片隅に置き勉学に励んでほしい」と呼び掛けた。

 受講生を代表して、東日本大震災を機にUターンし夏秋採りイチゴと水稲の複合経営で加工品の試作に取り組む若手経営者の菊池伸也さん(37)=西和賀町=があいさつ。「より高度な知識を学び、営農のさらなる質の向上を目指したい。先生や仲間と交友の輪を広げ知識と技術を積極的に吸収し相互研鑚(けんさん)に努め、レベルアップを図る」と誓った。

 受講生は生産管理や販売管理、マーケティング、財務・労務管理などの必修科目を含む計165時間で経営力やビジネス感覚を養い、経営革新を実現するための戦略計画を策定する。所定の科目を履修し戦略計画のプレゼンテーションで最終試験に合格すると、学校教育法に基づき同大から「アグリ管理士」の資格が授与される。

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