花巻

地元の恵み味わって JA花巻と光林会 農福連携でパン開発

「農福連携」で開発されたパン。アスパラガスやホウレンソウといった地元食材の味が楽しめる

 JAいわて花巻(阿部勝昭組合長)と花巻市石鳥谷町の社会福祉法人・光林会(三井信義理事長)が共同開発したパンの商品発表会は7日、花巻市星が丘のるんびにい美術館で開かれた。県産農産物の消費拡大と地域福祉支援を進める同JA、商品力向上による障害者福祉充実と地元産業への貢献を図る同法人が、それぞれの得意分野を生かして実現した農福連携。同日は発表に合わせ試食会も行われ、関係者が、アスパラガスやホウレンソウといった地元の恵みいっぱいの新メニューに舌鼓を打った。

 試食会で約30人に披露されたのは、花巻産ヒエのカレーとアスパラガスが一緒に味わえるカレーパン、新鮮なホウレンソウとソーセージ、コーンを手作りホワイトソースで仕上げたクリーミーパン、アスパラガスと花巻産イチゴを用いた野菜パンシリーズ2種。同農協の島津秀三郎専務と三井理事長があいさつし、同法人運営のパン工房担当者が商品の狙いや工夫した点などを紹介した。

 このうち、ヒエカレーパンについて、担当者が「アスパラガスをお菓子やパンに使うイメージがなく、どうしたらたくさん、おいしく提供できるかを考えた。(開発は)難しかったが、生地の30%にアスパラガスを使うことで、甘みが出せた」などと説明。出席者は、開発過程に興味を示しつつ、ゆっくりと味わっていた。

 島津専務は「(今年は)JAいわて花巻の合併10周年と光林会の50周年で、よいタイミングでコラボレーションすることができた。農産物の販路拡大のため、このような連携をもっと進めていきたい」と期待。三井理事長は「健康によくおいしいパンを作りたい、というわれわれの思いをくんでいただいた。スタッフ一同自信を持ってお勧めできる」と話し、同農協や地域の支援に感謝していた。

 アスパラガスを利用したカレーパンなど新商品は、9~10日に盛岡市で開催される「パンコレクション2018もりおか」で販売予定。花巻市内でも同法人、同農協運営店で取り扱うという。

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