花巻

趣味、将来語り合う 姉妹都市 米ホット市 高校生が市長表敬【花巻】

上田市長(右)と懇談するホットスプリングス市の高校生

 花巻市の国際姉妹都市・米国アーカンソー州ホットスプリングス市の高校生は8日、花巻市役所を訪れ、上田東一市長と懇談。両市は2018年で姉妹都市提携を結んで25年の節目に当たるため、上田市長が予定されている記念行事などを紹介し、若者と趣味や将来の話題などで交流を深めた。

 今回の訪問団は、ホット市の高校7校から男性5人、女性9人、引率の高校教員デビッド・スレイメーカーさんら2人の計16人。市役所には14人が訪れた。

 上田市長は、花巻東高出で、エンゼルスで活躍中の大谷翔平選手とホット市の縁について紹介。大リーグ名選手のベーブ・ルースが二刀流を始めたキャンプがホット市で「それが1918年のことで、100年後の今年、花巻にゆかりのある大谷選手が二刀流で話題となっているのは興味深い。姉妹都市提携が取り持つ縁だ」と説明した。

 生徒は覚えた日本語を交えて自己紹介し、将来の目標などを語った。スレイメーカーさんは「久しぶりに花巻に来ることができてうれしい。生徒たちもいろいろな体験ができて大変喜んでいる」などと話し、生徒たちも意義ある日本訪問を満喫している様子だった。

 一行は4日に来花し、市内の中学校と高校での授業体験、宮沢賢治記念館や陸前高田市の復興の様子を見学。9、10の両日のホストファミリーデーを挟んで11日に帰国の途に就く。

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