北上・西和賀

学びと交流の場始動 西和賀町まちなか交流館 まちづくり拠点にも

西和賀町まちなか交流館開所式でテープカットする細井町長(中央)ら関係者

 西和賀町が整備を進めてきた「西和賀町まちなか交流館」は1日、同町湯本地内にオープンした。自治体運営として県南地方初となる公営塾を施設内に開設し、町民や県立西和賀高校生徒らの学習活動に役立てるほか、まちづくりを狙いに地域拠点として活用。同日は関係者が出席して開所式を行い、“学びと交流の場”として完成した新たな施設のスタートを祝った。

 開所式には、細井洋行町長や髙橋一夫副町長、佐藤敦士教育長ら町関係者をはじめ町議、町内学校関係者、地区民ら約70人が出席。はじめに細井町長、佐藤教育長と来賓の深澤重勝町議会議長、鈴木尚西和賀高校長、田村健湯本地区協議会長の5人によるテープカットが行われた。

 細井町長は「床に木タイルを敷き詰めるワークショップで、園児からお年寄りまで参加してもらったことで、ぬくもりのある空間となった。これからもより多くの皆さんに利用していただき、施設の存在意義をさらに高めていきたい」とあいさつ。深澤議長が祝辞を寄せ、担当職員が施設概要と公営塾事業について説明した。

 同交流館は、町が2017年度に旧温泉旅館1棟を改修して整備。鉄骨造り2階建てで延べ床面積は約670平方メートル。工事費は4770万円。地方創生拠点整備交付金として国から2分の1の補助を受けた。

 1階は短中期の宿泊が可能なゲストルーム4室を設置。2階は冷暖房、防音設備完備のセミナールームと事務室を配置し、住民や来町者のくつろぎの空間として約270平方メートルのオープンスペース(テラス)を設けた。

 外壁は半透明のポリカーボネート板を施し、建物全体に光が入る構造。所々に設けられた窓から四季折々の和賀川の景色を楽しむことができ、光と風が通り抜ける開放感あふれる施設となった。

 施設内に開設される公営塾では町民対象の英会話教室「にしわがE-カフェ」を開講するほか、同校生徒への学習支援としてキャリア教育「百年創造塾」や小論文講座、進学対策などの特別学習を実施。地域人材の育成の場として、町民対象の各種講座も開く。

 利用時間は午前9時~午後9時。月曜休館。問い合わせは町ふるさと振興課=0197(82)3285=へ。

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