西日本豪雨被災地を支援 江釣子小で募金活動【北上】
西日本を襲った豪雨災害の被災地を支援しようと、北上市立江釣子小学校(照井保則校長、児童646人)の児童会などは12、13の両日、校内で募金活動を行った。集まった善意は関係機関を通じて被災者支援に役立てられる。
同校は、災害の被災地支援で募金活動を行った経験があり、新聞などのメディアで報じられる西日本の被害の甚大さを踏まえ、児童会執行部と福祉委員会が中心となって募金活動を行うことにした。
活動は2カ所ある昇降口付近で、2日間に延べ約40人の児童が参加して行われた。児童たちは、ペットボトルを利用した手作りの募金箱と協力を呼び掛けるポスターを手にしながら「お願いします」と大きな声で登校児童に声掛けした。
2日間で総額11万3337円の寄付が集まった。
児童会長の佐々木秋羽さん(6年)は「被災地に行くことはできないが、募金を通じて被害に遭った方々を少しでも助けたい」と語った。
同校では、2016~17年発生した熊本地震や台風10号豪雨、九州北部豪雨の際にも募金活動を行っている。