花巻
山車を彩る軒花 あけぼの 受注好調、作業急ピッチ【花巻】
９月の花巻まつりに向け、花巻市石神町の障害者就労継続支援Ｂ型事業所イーハトーブあけぼの（及川好布管理者）で、まつりを彩る軒花（のきばな）の製作が進められている。今年は例年以上の注文が寄せられているといい、同事業所利用者らが急ピッチで作業を進めている。
地域の軒先や山車を飾る軒花は、花巻まつりに欠かせない存在。同事業所では例年、町内会や個人からの注文を受け付けており、２０１７年は７０００本弱（３連）を製作した。
今年は品質の良さや丁寧な仕事ぶりが評価されたこともあり、前年より、さらに５００本ほど多い受注となる見込み。このため同事業所では製作ペースを上げるとともに、関係者に早めの問い合わせを呼び掛けている。
３個の花をつり下げる形の３連が１本２３０円、５連は１本３７０円。１００本以上の注文でそれぞれ２１０円、３５０円となる。個別売りの飾り花は１個35円。
軒花は利用者の貴重な収入源だけに、同事業所では、なるべく全ての申し込みに応える方針。及川管理者は「軒花作りはうちの主力事業なので、製作技術が高まるよう努力している。まだ相当数を作れるので、早めに申し込みをどうぞ」と呼び掛けている。
注文、問い合わせは同事業所担当の柏葉さん、矢幅さん＝０１９８（２１）１８１２＝まで。
