吉田類さんと乾杯 来月4日錦町フェス 倉本さん(おんな酒場放浪記)も
一関市の錦町水天宮通り街づくり委員会は、8月4日に「錦町フェス」と銘打ったイベントを同市の錦町水天宮通りで開催する。今回は、月1回同通りで開かれている「いちのせき賑(にぎ)わい『ど市』」の一環で開催。「酒場放浪記」で知られるタレントで酒場詩人の吉田類さんが2017年に続いて訪れるほか、「おんな酒場放浪記」で人気のモデル倉本康子さんとの“共演”も実現。トークショーや音楽イベント、キッズフェスなどを多彩に繰り広げ、一関の夏をさらに熱く盛り上げる。
同委員会では錦町水天宮通りを活気のある通りとすることに加え、一関夏まつり(8月3~5日)に多くの人を呼び込むことなどを目指して、16年からフェスティバルを開催。今年は活性化を目指して内容の見直しを図っている「ど市」に位置付けることとした。
同通りを歩行者天国とし、出店が軒を連ねて夏まつりを満喫してもらう。午前10時から開会式を行い、5月に開かれた今年最初のど市と同様に神輿(みこし)の上から餅をまいて盛り上げる。ゲームやレクリエーションが楽しめるキッズのほか、地元アーティストらによる音楽ステージも計画。本寺地区の神楽や仙台市の「すずめ踊り」などの伝統芸能の披露も予定する。
ゲストとして、「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)などで人気の吉田さんと「おんな酒場放浪記」(同)に出演する倉本さん、大相撲の浦風親方(元幕内敷島)、フードライターの小石原はるかさんを招く。午前10時と午後1時30分、4時30分にはゲストが同通りに足を運んで来場者と共に一斉に乾杯するほか、午前11時30分からは同市田村町の世嬉の一酒造でトークショーを開催する。
トークショーのチケットは完全前売りで、料理、飲み放題付きで1万円。定員は50人。JR一ノ関駅前の地域活性化拠点「一BA(いちば)」か、錦町青年会のフェイスブックの専用ホームから購入できる。