大谷 9号2ラン
【アナハイム時事】米大リーグは25日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高出)はホワイトソックス戦に2番指名打者で出場し、五回に2試合ぶりとなる右中間への9号2ランを放って4打数1安打2打点、3三振、1四球だった。エンゼルスは11-3で大勝した。
ダイヤモンドバックスの平野は、カブス戦で登板機会はなかった。
○…エンゼルスの大谷が、五回に放った一発を珍しく自賛した。1点を勝ち越し、なお無死二塁の場面。初球の内角に食い込むカットボールをうまく腕をたたんで捉え、右中間席中段へ運んだ。「なかなか難しい球だったと思うが、うまく反応できた」。打者での出場51試合目で、日本選手では2012年の青木(当時ブルワーズ)以来となる10号に王手をかけた。
トラウト、プホルスも本塁打を放ち、本拠地のファンは大いに盛り上がった。大谷は「トラウト選手もプホルス選手も確実に何本もホームランを打つ選手。僕がそれについていけるように練習したい」と謙虚に語った。
試合前には近くの小児病院を訪問し、子どもたちと触れ合った。「楽しかった。チケットも渡せたので、その子たちが来た時に良い活躍ができるように頑張りたい」と誓った。