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盛岡さんさ開幕 夏を彩る太鼓と踊り【岩手】

盛岡の夏を彩る「盛岡さんさ踊り」が1日開幕し、あでやかな踊りや迫力の太鼓を披露する参加者

 盛岡市の夏を彩る第41回「盛岡さんさ踊り」(実行委主催)は1日、同市中央通で開幕した。初日は44団体、約5800人が参加し、迫力ある太鼓の音と踊り手の掛け声が市街地にこだました。4日までのまつり期間中、延べ254団体から約3万5100人が出場し、延べ1万2200個の太鼓パレードを繰り広げる。

 パレードは、夕暮れ時の午後6時にスタート。蒸し暑さの中でも、晴れやかな笑顔のミスさんさ踊りと、迫力あるさんさ太鼓連を先導役に、職場や大学、地区町内会などによる参加団体が「サッコラ チョイワ ヤッセ」の掛け声を発しながら、約1キロのコースを華やかに練り歩いた。多くの団体が色とりどりの浴衣で登場し、あでやかな舞で沿道に詰め掛けた見物客を魅了した。

 パレード終了後には、会場内7カ所に輪踊りのスポットが設けられ、飛び入りの参加者も一緒になって踊りの魅力を体感し、盛り上がった。

 2日には2017年に引き続き、市内5高校によるさんさ踊りの競演「さんさ甲子園」を実施。また、期間中は市民文化ホール(マリオス)とJR盛岡駅滝の広場前で、ミスさんさ踊りらによる華麗な踊りと伝承団体による競演会が各日午後1時ごろから開催される。

 最終日の4日は、ミス集団に続き、和太鼓同時演奏世界記録達成を記念した太鼓大パレードと大輪踊りを繰り広げ、平成最後の夏のフィナーレを飾る。

 実行委によると、昨年は257団体、3万4600人が参加した。

momottoメモ

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