北上・西和賀

昔の暮らしドラマに ギンガク演劇ワークショップ 高齢者取材し台本作り【西和賀】

高齢者にラジオドラマの台本作りのための聞き取りを行うワークショップ参加者たち

 西和賀町教委とギンガク実行委が主催する演劇ワークショップの参加者は1日、町内の高齢者に昔の西和賀の暮らしについて聞き取りを行った。聞き取りで明らかになったエピソードは、ワークショップで行われるラジオドラマの台本作りに生かす。

 同ワークショップは、町文化創造館の演劇アーティストによる表現体験事業と8年目を迎える銀河ホール学生演劇合宿事業「ギンガク」の合同企画で、事前に集めた西和賀で撮影された写真を基にイメージを膨らませて物語にする取り組み。

 劇団「ニットキャップシアター」(京都市)の代表で劇作家、演出家、俳優のごまのはえさん(41)らアーティスト4人と演劇に取り組む町外の学生、若者5人、西和賀町民有志でつくる「銀河ホール演劇部」(銀ゲキ部)のメンバーらが参加している。

 同日はメンバー12人が、同町上野々の小規模多機能ホーム「ひなたぼっこ」に出向き、同施設を利用する高齢者10人に聞き取りを実施。写真を見ながら当時の暮らしぶりや環境、時代背景などについてじっくり取材を行った。

 地元西和賀高校の山鼻涼君(1年)は「どぶろくを取り締まる話で興味深いエピソードを聞いた。ほかの人たちが取材した内容と合わせてどんな物語ができるのか楽しみ」と期待。劇団「屋根裏ハイツ」(東京都)を主宰する中村大地さん(26)は「腰を据えて台本作りを学ぶのは初めてなので貴重な体験」と意義を実感した。

 完成したラジオドラマは後日町内で放送する計画もある。ごまのはえさんは「若い人たちの想像力や感性によって、地元のお年寄りの方々の頭の中にある風景や思い出を形にしてもらいたい」と語った。

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