奥州・金ケ崎

伝建群に怪異の世界 幽霊化け物妖怪画展 水墨画やオブジェ24点【金ケ崎】

妖怪や伝説などにちなむ作品を展示している「幽霊化け物妖怪画展」=旧坂本家侍住宅

 第13回幽霊化け物妖怪画展は、金ケ崎町西根の国選定城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区(伝建群)内にある旧坂本家侍住宅などで開かれている。妖怪、伝説、民話などにちなんだイラストや水墨画、オブジェなどが武家屋敷内を怪しく彩り、来場者の目を引き付けている。26日まで伝建群内の3会場で行われる。

 同展は祖先供養や五穀豊穣(ほうじょう)、納涼健康祈願などにちなんだ夏恒例の催しとして金ケ崎まちづくり研究会(高杉郁也会長)が主催。旧坂本家侍住宅では、同会会員や賛同者ら15人がそれぞれ表現した24点を展示した。

 淡い筆遣いが不気味さを醸し出す妖怪の水墨画、マネキンを使った口裂け女の生首といったおどろおどろしい作品の一方、鮮やかな色彩で描かれたてんぐ、愛らしいタッチのざしきわらし、かっぱなどをあしらった扇子など多彩な怪異が並ぶ。同会では「怖さだけでなく、妖怪を幅広く感じとって楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 また、侍屋敷大松沢家では、幕末・明治期に活躍した浮世絵師月岡芳年の「和漢百物語」に関連した作品を紹介。旧菅原家侍住宅では4日から、東北芸術工科大芸術学部美術科総合美術コースの学生による作品などを展示する。展示時間は、旧坂本家と旧菅原家が午前10時~午後4時(月、火曜休館)、大松沢家は午前11時30分~午後3時30分(月曜定休)。

 期間中の関連イベントとして、旧菅原家では4日に「妖怪わーくしょっぷ」を実施。午前10時から正午まで「妖怪採集」と題して活動を行う。定員15人、参加無料。また、大松沢家では18日午後5時30分から妖怪会議と銘打ち、講演会や研究報告、「妖怪ふぁっしょんしょう」が繰り広げられる。定員30人で、会費は「妖怪弁当」付きで3000円。

 両イベントとも前日までの事前申し込みが必要で、問い合わせは旧坂本家侍住宅=0197(42)3088=へ。

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