のり面崩壊や道路冠水 胆江地方で豪雨被害
5日から6日未明にかけての豪雨で、胆江地方2市町ではのり面崩壊や倒木、道路冠水などの被害があった。けが人はなかった。
同市がまとめた道路、河川などの被災状況によると、被害は前沢でのり面崩壊2カ所と道路冠水1カ所、江刺で路面洗掘1カ所、胆沢で道路冠水2カ所だった。
のり面崩壊、道路冠水の影響で、市道4路線が通行止めとなった。このうち前沢生母字羽場地内の羽場線、胆沢小山字東油地地内の上油地後四ツ屋線は、6日午後5時30分現在復旧していない。
金ケ崎町農林課などによると、同町永沢野崎地内で田んぼののり面が崩れる被害があった。同町西根幸木地内では林道1カ所で倒木があったが、午前中のうちに撤去された。
奥州署によると、6日午前4時15分ごろ、金ケ崎町永沢上原の県道北上前沢線で、道路東脇の立木1本が倒れて「道路をふさいで通れない」と通行者から110番通報があった。付近は同5時49分まで全面通行止めとなった。