北上・西和賀

感動物語コンテスト東北予選 絆すてーしょん(北上)全国へ

カンコン東北予選会で優勝し、全国大会へ決意を語る絆すてーしょんの石川さん

 企業、事業所などでの感動エピソードを分かち合う「感動物語コンテスト(カンコン)2018」第7回東北地区予選会は7日夜、北上市生涯学習センターで開かれた。本県と青森、秋田の3県5社の関係者が心温まる話を披露した結果、「命は時間、時間は命」と題した絆すてーしょん(同市鬼柳町)が優勝。10月13日に大阪市で開催される全国大会出場を決めた。

 カンコンは各社の感動秘話を、従業員が手作りドキュメンタリーとして仕上げ共感してもらう場。各社が理念や従業員、顧客満足度を高める取り組み、社会貢献について発表し、10分間の映像で感動エピソードを紹介。出場社を除く来場者が審査した。

 予選会には市民、出場社の関係者約30人が来場。仕事面で一歩踏み出し自信をつけ結婚につなげた男性の話題、業務多忙の中で夫婦水入らずのイベント参加を後押しした部下の思い、50社不採用の男性が入社後に大事な仕事を任されるまで成長した話などを取り上げた。

 絆すてーしょん代表取締役の石川秀司さん(57)は、4月に死去した北上市立南中学校元校長の木村利光さん(享年61)が生前、病を押して訴えた「立志教育」について触れた。

 木村さんに共鳴し1年間共に活動し、時に代役として演壇に立った石川さん。「自分の得意を生かし、どう世の中の役に立てるか。命には限りがあるが、何に使うか」を問い掛け、逝去の数時間前に木村さんの孫が誕生したことにも触れ「命は続き、志も続く。わたしも木村先生の志をつないでいきたい」と思いを語った。

 優勝に、石川さんは「伝えたいことは伝えなければと思った」と神妙な表情。2年連続となる全国大会へ「木村先生が生きた証しを全国にも伝えたい」と語り、昨年の審査員特別賞を上回る賞にも意欲を見せた。

 準優勝のゴールデン枠には、ローズメイ(秋田県大仙市)が入った。

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