一関・平泉

火入れへ準備大詰め 藤沢野焼祭、11日開幕【一関】

丸太を組み上げて「縄文の炎・藤沢野焼祭2018」のシンボルを製作する職員ら

 一関市藤沢町の藤沢運動広場で、11日に開幕する「縄文の炎・藤沢野焼祭(のやきまつり)2018」(実行委主催)の会場設営が大詰めを迎えている。8日は職員らが台風13号の接近に気をもみながら、祭りのシンボルとなる「縄文の炎」や窯11基の整備に追われた。設営は10日まで続く。

 実行委では祭り会場を「縄文特設村」と名付けて、シンボルを囲むように窯やテント、メインステージなどを配する。8日の作業は前日の雨の影響で足元がぬかるみ、日が強く照り付ける厳しい条件の下で行われ、職員らも汗だくになっていた。

 縄文式野焼きの様式を踏まえた窯はバックホーで土を盛って造り、職員がスコップで丁寧に整えた。「縄文の炎」は丸太を高く組み上げ、チェーンソーで長さをそろえて仕上げた。

 祭りは11、12の両日に開催。初日は午後1時から出品者の受け付け、3時から窯入れ、6時から火入れの儀となる。その後、プロダンサーSHUHOさんの指導で練習を重ねた市民らが土器を焼成する炎の下でパフォーマンスを繰り広げる。

 2日目は午前7時30分から窯出し、9時から審査、10時から表彰が行われる。

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