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「はやぶさ紀行」発売 JR東日本東北総合サービス 大東産米使用純米酒【岩手】

 JR東日本のグループ会社・JR東日本東北総合サービス盛岡支店は、2017年に続き、一関市大東町産の有機栽培米を使った特別純米酒「はやぶさ紀行」を発売した=写真=。陸前高田市の酔仙酒造が丹精込めて仕込んだ“オール岩手”の日本酒で、コメ本来の香りとまろやかな口当たりが楽しめる。3000本の数量限定で、県内と首都圏の6駅で販売している。

 同酒は、東日本大震災で被災し、12年に一関市の蔵を借りて営業再開した同酒造が、同市への恩返しとして製造を始めた。同酒造の金野連代表取締役社長の古里でもある大東町産の有機米「ひとめぼれ」を使用。陸前高田市の氷上山の清らかな地下水で醸造し、昨秋にデビューした。

 アルコール分15・4%で、内容量は720ミリリットル。やや辛口で大人の味わいに仕上げた。今年はJR盛岡駅をはじめ、一ノ関、水沢江刺、新花巻、上野、秋葉原の計6駅で販売している。価格は1600円(税別)。

 同支店営業部地域活性課の菊池輝一さんは「製造元が自信を持って造ったお酒。多くの人に味わっていただくことで、地域活性化に役立てられれば」としている。

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