奥州・金ケ崎

急流下りに歓声 胆沢ダム きょうまでフェス【奥州】

参加者の歓声が上がるカヌー競技場の急流を下るラフティング

 「胆沢ダムフェス2018in夏」は11日から2日間の日程で、奥州市胆沢若柳の胆沢ダム周辺で開かれている。ダム堤体の登山体験をはじめ、カヌー競技場でのラフティング、カヌー体験などが行われ、家族連れらが思い思いに水辺に親しんでいる。

 同フェスは、胆沢ダム水源地域の関係機関や活動団体が連携して開催している。

 国内最大級の大きさを誇るロックフィルダムの堤体を使った登山体験は2016年から実施。高さが87メートル、斜面の長さが195メートル、斜度が26・4度の堤体を登る体験で、人気イベントの一つ。参加者はロープを伝って慎重に足を運びながらゴールを目指した。初体験の千葉長劉君(水沢南小学校4年)は「でこぼこの岩があって登るのが大変だった。途中で後ろを見たら、すごく怖かったけど、気持ち良かった。来年も挑戦したい」と登山認定書を手に笑顔を見せていた。

 奥州いさわカヌー競技場での胆沢川アドベンチャー川下りでは、参加者が急流と水しぶきに歓声を上げながらラフティングを満喫。馬留池では、カヌーやスタンドアップパドルボードの体験会が開かれ、家族連れらが水辺の爽やかな気候を楽しんでいた。

 胆沢ダム管理支所では「岩(ガン)ダム・カフェ」が開かれ、夏野菜なども販売されている。

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