北上・西和賀

伝統継承へ郷土芸能披露 江釣子中でつどい【北上】

江中芸能発表会。南部酒唄(2区)で優雅な踊りを見せる江釣子中の生徒たち

 「第41回江中芸能発表会・えづりこ伝統芸能のつどい」は11日、北上市上江釣子の江釣子中学校で開かれた。全校生徒332人が、各行政区で稽古を重ねてきた郷土芸能を披露。若さあふれる精一杯の演舞を見せ、伝統継承へ心意気を示した。

 生徒の健全育成へ同校PTAが主催。2011年度からは各芸能の安定した継承へ、江釣子地区自治振興協議会による実行委も主催者に加わり物心両面で支える。今年も生徒たちが各区の伝承団体の指導で練習を重ね、17区別に出演した。

 生徒たちはそれぞれの衣装を身に着け、太鼓や大黒舞、田植踊、鬼剣舞、神楽、大乗神楽、台笠、さんさ踊り、盆踊りなど多彩な郷土芸能を発表。勇壮な演舞や息の合った演技を見せたり、華やかな踊りを披露した。最後に、一関東中学校の富沢神楽保存会が特別出演し鶏舞を踊った。

 会場には父母や地域住民が大勢駆け付け、各区の演目が終わるごとに大きな拍手を送っていた。滑田鬼剣舞を演じた佐藤光人君(3年)は「緊張したが、みんな全力でやってきた成果を出せた。他の(生徒が演じた)演目も迫力があった」と満足げに語った。

 区によって人数や抱える事情はそれぞれ。中には指導者、後継者不足で普段の活動が難しくなっている区もあるが、生徒に教え発表の場があることで伝承につながっている。小山隆利実行委員長は「区によって事情が異なる中、各区みんな努力して発表いただいた。生徒たちが大人になっても芸能を続けてもらえれば」と話した。

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