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JR盛岡駅に大型壁面広告 各国代表の迫力プレー並ぶ ラグビーW杯盛り上げへ【岩手】 

JR盛岡駅のさんさこみちにお目見えした大型壁面バナー。迫力あふれるプレーシーンが並び、ラグビーW杯釜石開催をPRしている

 2019年に釜石市などを会場に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会をPRする大型の壁面バナーが、JR盛岡駅の東西自由通路「さんさこみち」に設置された。各国代表の迫力あるプレーシーンが並び、お盆の帰省客や行楽客の目を引いている。

 バナーは高さ約1・6メートル、幅約42メートル。県や釜石市などで組織するラグビーW杯釜石開催実行委員会などが、大会オフィシャルスポンサーのキヤノンの協力を得て10日に設置した。実行委によると、ラグビーW杯に関する大型都市装飾は県内初で、開催12都市では最長の広告になるという。

 通路には前回イングランド大会で強豪南アフリカ代表を下し大金星を挙げた日本代表をはじめ、来年に釜石市で試合が行われるウルグアイ、フィジーなど各国代表が躍動感たっぷりにプレーする写真13枚がずらりと並ぶ。スマートフォンで撮影したり、足を止めて見入ったりするファンの姿も見られた。

 県ラグビーW杯2019推進室の高松秀一大会運営課長は「スタジアムが完成し、大会に向けた機運も高まっている。岩手でW杯があることを多くの人に知ってもらい、観戦などいろんな目的で今後も足を運んでもらえれば」と話している。

エリスカップ公開 組織委が巡回ミュージアム 17日の盛岡皮切り

 ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、19年9月のW杯日本大会開幕を控え、競技の魅力を体感できる巡回型ミュージアムを開催する。17日の盛岡市を皮切りに、全国各地で実施。日本代表のサイン入りジャージーなどの希少グッズが展示されるほか、大会優勝トロフィーも公開される。

 同イベントは「ポップアップミュージアム 1YEAR TO GO FESTIVAL」と銘打ち、大会機運を醸成しようと12都府県で実施。本県では17日に盛岡市前潟のイオンモール盛岡で、18、19の両日に釜石市の市民ホールTETTOでそれぞれ開かれる。

 会場には15年大会で日本代表が南アフリカ代表に勝利した際の実使用球をはじめ、選手のサイン入りジャージー、優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」などを展示。ラグビーボールに実際に触れられるアトラクションや、日本大会出場予定の各チームを紹介するコーナーも設けられる。開催時間は17日が午前10時~午後9時、18、19日が午前10時~午後7時(最終日は4時)。

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