花巻

盆の夜に彩り 大迫あんどんまつり【花巻】

華やかなあんどん山車が大勢の見物客を魅了した「あんどんまつり」

 花巻市大迫町の伝統行事「あんどんまつり」(大迫あんどん山車保存会主催)は14日、同町内で開幕した。地域住民が手掛けた迫力満点のあんどん山車がはやしの響きとともに通りを練り歩き、盆の夜に彩りを添えた。

 山車は同町の上若、下若、川若、若衆の各組が制作し、夕方から中心街を運行。武将などを題材とした高さ約5メートルの立体的な仕上がりで、日が落ちると色鮮やかな絵柄が漆黒の夜に浮かび上がった。

 山車集合イベントでは、4台が仲町交差点に集まって音頭上げ競演などが披露され、盛り上がりは最高潮に達した。大迫交流活性化センター駐車場には「ミニ角あんどん」が並べられたほか、あんどん御輿(みこし)の運行や郷土芸能の上演も行われた。

 母方の実家が大迫で、毎年訪れているという越田大輔さん(32)=同市四日町=は「去年に続き、人がたくさん出ている。花巻の魅力を知ってもらう機会で良いと思う」と語り、息子の蓮心君(9)と鷲士ちゃん(4)は「山車が光ってきれいだった。作った人はすごい」と喜んでいた。

 市無形民俗文化財に指定される同まつりは、江戸時代の大飢饉(ききん)で餓死した人たちを供養するために始まったと伝えられ、200年の歴史を誇る。15日は中休みで、最終日の16日は絵柄を変更した山車が午後4~10時に運行する。

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