一関・平泉

小さな手合わせ感謝 花泉・園児が地蔵盆参り【一関】

6体の地蔵を拝む花泉保育園の園児たち

 昔話「笠(かさ)地蔵」の発祥地とされている一関市花泉町花泉の清水集落の地蔵盆参りは24日、同集落にある「かさこじぞう」前で行われた。地域住民や認定こども園花泉保育園(宇津野弘人園長)の園児らが地蔵に手を合わせ、無病息災や地域の平和を祈った。

 同日はあいにくの雨模様となったが、同園の年中児16人、年長児19人のほか、地域住民らが参列。宝泉寺住職の宇津野園長による読経の後、6体の地蔵を拝んだ。

 佐々木陽菜ちゃん(6)は「ひいおじいちゃんが骨折しているので早く治りますようにとお地蔵さんにお願いした」と話していた。

 かさこじぞうは、1983年に花泉ロータリークラブが設置。日々地域を見守っている地蔵に感謝の気持ちを込めて、「地蔵盆の日」の8月24日に毎年地蔵盆参りを実施している。

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