一関・平泉

多酒彩々にカンパーイ! 全国地ビールフェス開幕【一関】

全国地ビールフェスティバルin一関が開幕し、「乾杯」の声が会場いっぱいに響き渡った

 一関市の夏の恒例イベントの第21回「全国地ビールフェスティバルin一関」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は24日夕、同市大手町の一関文化センター前広場で開幕した。国内外の地ビールが集まる中、初日から多くのビールファンが会場に詰め掛け、会場に「乾杯」の声が響き渡った。

 同フェスは、地ビールの普及と一関地方のPRを図る目的で毎年夏に開催。今回は、40都道府県とドイツの85社が参加。県内からはいわて蔵ビール(一関市)と銀河高原ビール(西和賀町)、さくらブルワリー(北上市)、夢花まき麦酒物語(花巻市)、遠野麦酒ZUMONA(遠野市)が参加している。

 前夜祭として開催された初日は、午後4時にスタート。会場には家族連れや仕事帰りのサラリーマンらビール党が連れ立って訪れ、初日からにぎわった。最初の乾杯は実行委で企画を担当するプロジェクト委員会の神崎良一委員長が音頭を取り「皆さん、1年ぶりに地ビールの聖地一関で大いに盛り上がろう。一関で3、2、1、乾杯」という掛け声の下、来場者が一斉に乾杯した。

 日中は雨に見舞われたが、開会時までには上がり、蒸し暑さを吹き飛ばそうと注がれたビールを次々と飲み干した。今回からごみ減量化を目指して導入されたリユース(再利用)コップを早速手に持って各ブースを巡る人もいた。

 前回に引き続き設置された大型テントや、テーブルと椅子が一体化したビアテーブルセットも来場者から好評で、枝豆や焼き鳥、フランクフルトなどのおつまみコーナーも人気を集めた。埼玉県から訪れた鈴木美世さん(34)は「全国のビアフェスの中でもここは大好きで、何度でも来たいと思わせてくれる。今年も楽しみたい」と笑顔で杯を重ねていた。

 2日目の25日は午前11時から午後8時まで、最終日の26日は6時まで開催。当日券は200円券の10枚つづり2000円で、チケット2枚で地ビール1杯と引き換えられるほか、チケットを利用してつまみも購入できる。リユースコップ(1個1000円)を含め関連グッズも販売している。

momottoメモ

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