北上・西和賀

来月1、2日に演劇祭 銀河ホール 4組が賢治作品上演【西和賀】

 第26回銀河ホール地域演劇祭(実行委主催)は、9月1、2の両日に西和賀町内で開かれる。地元の劇団ぶどう座をはじめ町内外から4組が出演し、演劇専用ホールの町文化創造館銀河ホールなど3カ所で宮沢賢治作品を4演目上演する。

 両日は劇団ぶどう座のほか、劇団田中直樹と仲間たち(西和賀町)と劇団あしぶえ(島根県)、文学座の栗田桃子さん(東京都)が出演。これまで上演されてきた同ホール(同町上野々)のほか、普段はリハーサル室として使われているUホール(同)や築50年以上の木造小劇場「劇団ぶどう座稽古場」(同町川尻)が会場となる。

 初日は午後2時から町文化創造館銀河ホールで劇団あしぶえが「セロ弾きのゴーシュ」、3時30分から同ホールに隣接するUホールで劇団田中直樹と仲間たちによる人形劇「水仙月の四日」、5時30分から劇団ぶどう座が稽古場で「植物医師」を上演する。

 最終日は午後2時から銀河ホールで栗田さんによるソロ朗読劇「銀河鉄道の夜」が披露され、5時から劇団ぶどう座が稽古場で「植物医師」を再演する。

 実行委は「町内2団体のほか、島根と東京から舞台芸術界で高い評価を得てきた俳優が参加する。イーハトーブの世界観を感じさせる自然豊かな西和賀で、賢治のイマジネーションを満喫してもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 入場料は「セロ弾きのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」はそれぞれ一般1000円、中学生以下500円、「水仙月の四日」「植物医師」はそれぞれ一般500円、中学生以下200円。

 問い合わせは同ホール=0197(82)3240=へ。

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