一関・平泉

健康長寿互いに祝福 山目地区敬老会【一関】

健康長寿を祝って乾杯する山目地区敬老会の当祝者

 一関市の2018年度敬老会は1日、市内トップを切って山目地区で開催された。今年度中に80歳以上となる当祝者が出席。記念品贈呈や祝謡、地元保育園児による踊りの披露など趣向を凝らした余興で健康長寿を祝福した。

 山目地区敬老会は、市と市社会福祉協議会、同地区福祉活動推進協議会(千葉昭彦会長)が主催して同市山目のベリーノホテル一関で開かれた。8月1日現在で集計した当祝者1291人(男449人、女842人)のうち、約400人が出席した。

 主催者を代表してあいさつした勝部修市長は「元気な方々が毎年こうやって顔を合わせられることは素晴らしいこと。平均寿命だけが延びても病気がちでは幸福にはつながらない。健康で長生きすることが何よりも幸福につながる。今年は暑い日が続いたが、今朝は寒かった。日ごろの健康管理に気を付けて過ごしていただきたい」と、対象者のさらなる健康長寿を願った。

 当祝者代表の蜂谷智敏さん(79)=竹山民区=は「私は小中高と熊本県で過ごし、高校を卒業して10年間は東京で生活した。縁あって一関に来て53年になろうとしているが、一関で素晴らしい友達に出会うことができた。皆さんと触れ合いながら健康であることを感謝し、楽しく明るく過ごしていきたい」とあいさつした。

 乾杯後には余興として山目保育園の年長児14人がステージに登場し、練習を重ねてきた踊りを披露。民謡、歌謡曲などもにぎやかに繰り広げられ、当祝者は笑顔を見せながら楽しいひとときを過ごしていた。

 市内の敬老会は自治会単位で計画している室根地域を除いて7地域、42地区で「敬老の日」(17日)を中心に開かれる。室根地域は今月から11月にかけて20会場で予定されている。

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