一関・平泉

末永い利用願い 柵の瀬・新橋 中里小児童がお絵描き【一関】

施工中の「(仮称)柵の瀬橋」で、車道に好きな絵を描く中里小3年生

 2018年内の開通を目指して施工中の一関市中里、舞川両地区を結ぶ主要地方道一関北上線「(仮称)柵の瀬橋」で4日、市立中里小学校3年生による現場見学会が行われた。最終段階の工事が進められている同橋に児童が上って構造や役割に理解を深めたほか、舗装前の車道に絵を描き、末永い利用を願った。

 3年生29人が参加。県南広域振興局一関土木センター職員が、クイズを交えながら工事の概要を説明。現在使われている柵の瀬橋は狭く危ないため、新しい(仮称)柵の瀬橋では車道を広くするほか、歩道も付けるとした。新橋の長さは693メートルで完成すれば県が管理する橋の中で2番目に長い橋になり、工事費用は全部で約80億円掛かっていることも紹介した。

 児童は新橋に上り、中里側の車道に一人ずつスペースを割り当てられ、ポスターカラーペンで思い思いに絵を描いた。施工中の今しかできない作業とあって、児童は用意してきた下描きを見ながら約1時間、一生懸命に手を動かした。

 絵は太陽、虹、花、動物、校章などさまざまで、橋の上がカラフルに彩られた。作業の様子はドローン(小型無人飛行機)で記念撮影された。

 同小の学年帽を描いた餘目和奏さん(9)は「今の柵の瀬橋は、いとこの家やお墓参り、ソフトボールの試合や大会がある時に時々通る。新しい橋は結構高くてびっくりした。絵を描けるのは楽しい」と喜んでいた。

 工事は現在、防護柵の設置など橋面工が行われている。児童の絵はアスファルトで舗装されて見えなくなるが、児童の案内役を務めた同センター道路整備課の藤田泰広道路整備総括主査は「数十年後に修復で舗装を剥がす際に、また見られるかもしれない。大人になった時に柵の瀬橋で絵を描いたことを思い出してくれればうれしい」と呼び掛けていた。

 12日は舞川小児童の現場見学会が行われる予定。

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