花巻

友好の絆いつまでも ホット市姉妹都市提携25周年 公式訪問団が来花【花巻】

花巻まつり用のはんてんを贈られて喜ぶマッケイブ市長(左から3人目)ら訪問団

 花巻市と米国アーカンソー州ホットスプリングス市との姉妹都市提携25周年を記念し、ホット市の公式訪問団が来花している。両市関係者は25年に及ぶ友好の絆を確かめ合い、末永い交流を誓っている。

 訪問団はパット・マッケイブ市長をはじめメリンダ・バラン元市長、アーカンソー州のメアリー・ズーニック日本国名誉領事、県立花巻北高校と姉妹校を提携するアーカンソー数理芸術学校(ASMSA)のコリー・オールダーダイス校長ら26人。4~9日の日程で、日本文化や調理の体験、中学校・高校の訪問、市民との交流会などで親睦を深めている。

 6日夜には、花巻市主催の歓迎交流会が同市湯本の花巻温泉ホテル紅葉館で約120人が出席して開かれ、両市の交流の歴史を振り返って確かな歩みを確認。上田東一市長があいさつ、保和衛副知事、藤原崇衆院議員が祝辞を述べた。

 この中で、上田市長は姉妹都市25年の歴史を振り返り、「友情を大事に育んできた両市民に心からお礼を申し上げたい。私たちの子孫が25年後、50年後、その後も両市の友情を祝うことを望んでいる」と述べた。

 提携25周年を記念して花巻市の画家小野嵜拓哉さんが制作した絵画が披露されたほか、ホット市の訪問団全員に花巻まつり用のはんてんが贈られた。マッケイブ市長は「より良い市民、地域、両国のためこの交流を末永く続けたい。次世代にとって明るい未来をつくる一助になるように」と末永い交流を誓った。

 両市は「温泉のまち」を縁に、旧花巻市時代の1993年に姉妹都市を提携。青少年の相互派遣や市民訪問などで交流を深めている。

 花巻市訪問団は10月にホット市で行われる姉妹都市提携25周年式典に出席する。

momottoメモ

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