北上・西和賀

特産 秋の味覚 二子さといも、収穫が本格化 北上

土から掘り起こした株を機械で子芋を分離しやすいようまとめる作業に当たる幸子さん

 北上市二子町で、特産の「二子さといも」の収穫作業が本格的に始まった。農作業日和となった12日は生産農家が株を畑から掘り起こし、機械を使うなどして根に絡まった土を子芋から振るい落とす作業に汗を流した。収穫作業は10月まで続く見込み。

 二子さといもは独特の強い粘りと口の中でとろける食感が特徴で、これからの時期は芋の子汁の具材として重宝される。 同日の市内は、雲の切れ間から青空がのぞく好天に恵まれ、最高気温は22・5度(盛岡地方気象台調べ)と過ごしやすい1日となった。

 このうち同町宿西の農業及川純一さん(69)方では町内で約30アールを栽培。同日は地上部を鎌で切り取った後の株をトラクターで掘り起こし、機械を使って子芋を分離する作業に妻幸子さん(69)と当たった。今後、ビニールハウスで乾燥させ、JAいわて花巻に出荷する。今シーズンは猛暑の影響で生育が遅めということで、純一さんは「これから昼夜の温度差が大きくなって子芋が大きく育ってほしい」と期待した。

 同JAによると、2018年度は市内100戸の農家が約30ヘクタールの圃場(ほじょう)で栽培。出荷200トン、7600万円の販売を目標にしている。市内では推進組織が地理的表示保護制度(GI)の登録を目指して申請中で、実現すれば一層知名度アップが図られそうだ。

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