一関・平泉

はんてん姿で大祭アピール 室根・小山邦彦さん 23日・一関国際ハーフマラソン

一関国際ハーフマラソン大会に室根神社特別大祭のはんてん姿で出場する小山さん
10キロの部出場へ

 一関市室根町矢越の農業小山邦彦さん(65)は、23日に同市で開かれる第37回「一関国際ハーフマラソン大会」10キロの部に、室根神社特別大祭のはんてん姿で出場する。背中には約1・8メートルののぼり旗も掲げ、「勧請1300年となる室根神社の特別大祭を大会参加者にPRしたい」と意気込んでいる。

 小山さんのマラソン歴は40年以上。20代半ばの頃、地元のチームから当時の室根村内一周駅伝に誘われたことがきっかけで、「あまり運動をしたことがなかったので誘われた時は嫌々だったが、練習しているうちに走る楽しさに目覚めた」という。

 一時中断した時期もあるが、現在も月に1回程度各地のマラソン大会に出場し、しばしば仮装して走っている。これまでには、ご当地の特産品にちなんだのぼり旗を背負ったり、えとの動物に扮(ふん)したりしてきた。のぼり旗を背中に結ぶ器具は改良を重ねたお手製で、伸縮可能な釣りざおを使って軽量化を図っている。

 「タイムにはこだわらず、まず楽しむことが第一。仮装して走ると沿道から声援を送ってもらえたり、走っている人がタッチをしてくれたりして励みになる」と魅力を語る。

 室根神社特別大祭には本宮神輿(みこし)の担ぎ手として毎回参加してきた。「昔はけんか祭りといわれるくらい荒っぽいところもあり、足の速さや体格の良さが必要な役もあった。マラソンを通し、大きな節目を迎える祭りを多くの人に知ってもらいたい」と願う。

 

「1300」人文字作ろう まちづくり協 24日に撮影会

 一関市室根町の室根まちづくり協議会は、24日午前9時から室根神社勧請1300年にちなんだ人文字写真撮影会を室根きらめきパーク多目的グラウンドで開く。10月の特別大祭に向けて盛り上げを図ろうと、「1300」の人文字を作る参加者を募集している。

 当日は午前8時30分から受け付ける。参加無料。服装は自由で、上靴を各自持参する。参加者には後日、写真を印刷したクリアファイルを贈る。雨天時は室根体育館アリーナを会場とする。

 申し込み、問い合わせは同協議会=0191(64)2347=、または市役所室根支所産業経済課=0191(64)3806=まで。

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