ダンスで地域盛り上げ フェス開幕、あすまで【北上】
地域おこしダンスフェスティバル「ALL THAT DANCE―TOHOKU2018―」(実行委主催)は22日、北上市内の各会場で開幕した。コンテストやショーケース(公演)など、県内外から若者とにぎわいを呼び込むダンス尽くしのイベントを24日まで繰り広げる。
ジャンルを超えたダンサーや団体を集めて初開催。初日は北上駅前ダンスフェスタ、「LL DANCE CONTEST東北予選」などが催された。
同フェスタは雨のため会場をおでんせプラザぐろーぶに変更。ダンスチーム8組が、ヒップホップやR&Bなどを堂々と披露した。このうち「BACK HOOD」所属の「BUZZ STYLERS」は、北上、奥州、金ケ崎各市町の小中学生5人が息の合ったステージを見せ、会場から大きな拍手が送られた。平栗優佳さん(江刺一中2年)は「うまく踊れた。ショーケースに出演し、ワークショップも受講する」と笑顔を見せていた。
地元のダンス関係者も多数協力。ストリートダンススクール「CONTROLLER」の軽石渉記代表(48)=北上市相去町=は「今までにないイベント。毎年継続し、東北の各県持ち回りで開ければ」と盛り上がりを期待していた。
23日は同市さくら通りの市文化交流センターさくらホールでメインイベントのショーケースを開催。24日は同市大通りのクレヨンタワーホールで「地域おこし1on1フリースタイルダンスバトル」を予定している。3日間を通じ、ショーケース出演者らによるダンスなどのワークショップも開講する。チケットは各2500円、ショーケースは当日2800円。