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大谷、21号先制弾

レンジャーズ戦の一回、ソロ本塁打を放つエンゼルスの大谷=24日、アナハイム(時事)

 【アナハイム時事】米大リーグは24日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高出)はレンジャーズ戦に3番指名打者で出場し、一回に先制の21号ソロ本塁打を放ち、5打数1安打、1打点、1三振だった。本塁打は今月15日以来、8試合ぶり。エンゼルスは延長十一回に5-4でサヨナラ勝ちを収め、連敗を5で止めた。

 ダイヤモンドバックスの平野はドジャース戦の九回から救援し、3分の2回を2安打、3失点。今季74試合目の登板で日本選手シーズン最多登板記録を更新した。2004年の大塚晶則(現・晶文、パドレス)、13年の上原浩治(レッドソックス、現巨人)と並んでいた。ドジャースの前田は八回途中から登板し、3分の2回を無失点に抑え、7-4の勝利に貢献。

初球を逃さず

 一回に迎えた第1打席の初球。エンゼルスの大谷は内角寄りの浮いた速球を見逃さなかった。肘をたたんでバットを出し、最後はボールを持ち上げるように豪快なフォロースルー。角度の付いた打球は、6・5秒の長い滞空時間を経て右翼席中段に弾んだ。

 「初球からしっかりいけたのでよかった。打った瞬間入ると思った。あの球に対して最善の(バットを出す)ルートは通せたんじゃないかと思っている」。8試合ぶりの21号は自賛の一発となった。

 チームはすでにプレーオフ進出の可能性が絶たれているが、「消化試合だという感じは個人的にはしていない。毎試合、すごく勉強になるところが多い」。試合に取り組む姿勢は変わっていない。

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