北上・西和賀

環境「素晴らしい」 ラグビーW杯ウルグアイ代表公認キャンプ地 駐日大使が視察【北上】

市関係者らの案内で北上総合運動公園を視察するフェレール大使(手前中央)

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のウルグアイ代表チームの公認キャンプ地となる北上市を訪れている同国駐日大使は26日、北上総合運動公園など市内の各施設を巡り、トレーニング環境を確認した。

 大会を1年後に控え、チームを受け入れる同市と同国の相互理解を深めるのが狙い。訪問は2日間の日程で行われ、25日にセサル・フェレール大使とアナ・マリア夫人が市役所を訪問後、釜石市で試合会場となる釜石鵜住居復興スタジアムを見学した。

 26日は髙橋敏彦北上市長や市スポーツ推進課職員らの案内で北上総合運動公園や鬼の館、市内誘致企業を視察。チームの練習施設となることが想定される同公園では天然芝が広がる第1運動場やウエートトレーニングができる体育館、陸上競技場などを見て回り、設備環境について「ベリーグッド」「エクセレント」などと好印象を抱いた様子だった。

 北上市はウルグアイ代表の公認チームキャンプ地として7月に正式決定している。フェレール大使は「母国の選手にはトレーニングするのに素晴らしい場所だと伝えたい。W杯をきっかけに自国と北上の絆を深め、文化やビジネスなどの分野でも友好関係を築きたい」、髙橋市長は「子供たちとの交流も提案していただいた。キャンプ地として岩手・北上に来て良かったと思えるおもてなしをしたい」と相互の交流拡大に期待を寄せた。

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