一関・平泉

26機出場、体験搭乗も 実行委 バルーンフェス概要発表【一関】

ポスターを手に10月開催のバルーンフェスをPRする佐々木実行委員長(左)と町田副実行委員長

 一関・平泉バルーンフェスティバル2018実行委員会は、開催概要を発表した。10月19~21日に一関市狐禅寺の一関水辺プラザを主会場に、国内最高峰競技会の熱気球グランプリ第3戦をはじめ、係留体験搭乗や夜に光り輝く熱気球を楽しめるバルーンイリュージョンなどがにぎやかに繰り広げられる。

 バルーンフェスは、東日本大震災復興支援イベントとして2012年度に初めて開催され、18年度が7回目。同市は15年度から熱気球グランプリの開催地に組み込まれ、国内外トップクラスのパイロットがレースに出場している。今回はオフィシャル機4機を含む30機が出場登録した。日本航空協会や岩手日日新聞社などが後援している。

 このうち、競技飛行は、過去最多となった昨年と同じ26機がエントリー。元世界チャンピオンで昨年のグランプリ第3戦を制した藤田雄大選手(栃木県)や、元日本チャンピオンの小松亮選手(滝沢市)らが出場を予定している。

 競技飛行は、19、20の両日の午前6時30分からと、午後2時45分から、21日午前6時30分からの計5回。天候や風向きなどの影響を考慮する必要があることから競技内容や終了時刻などは当日決定する。

 バルーンイリュージョンは、20日午後6時から同30分まで同市中心部の磐井橋下流の左岸(磐井川緑地)で行われる。音楽に合わせて熱気球のバーナーから吹き出る炎が闇夜に熱気球を照らし出す。

 熱気球教室は19~21日の午前8時から正午までと、19、20日の午後1時から同30分まで一関水辺プラザで開催。スタッフが構造や原理などを解説する。

 熱気球係留は3日間とも午前8時から正午までで、体験搭乗は中学生以上の大人1人1000円、小学生1人500円、幼児無料。当日その場で申し込みを受け付けるが、気象条件によって終了時刻が早まる可能性もあるという。

 18日に佐々木賢治実行委員長(市観光協会長)と町田耕造副実行委員長(NPO法人熱気球運営機構会長)が市役所で記者会見し、開催概要を発表。佐々木実行委員長は「新しく立ち上げたイベントも7回を数え、年々充実している。県外からさらに多くのお客さんに来ていただき、一関を発信する機会にしていきたい」と話している。

 問い合わせは市商業観光課内の実行委事務局=0191(21)8413=へ。

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