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大谷 ２２号決勝弾 田中は４失点６敗目
【アナハイム時事】米大リーグは26日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平（花巻東高出）はレンジャーズ戦に４番指名打者で出場し、八回に決勝の22号ソロを放つなど４打数２安打２打点で勝利に貢献した。四回には右前適時打を放った。チームは３－２で競り勝って３連勝。
ヤンキースの田中はレイズ戦に先発し、４回３分の０を投げて１本塁打を含む６安打４失点（自責３）で６敗目（12勝）を喫した。チームは７－８で敗れた。
大谷、元同僚から決勝打
同点の八回。エンゼルスの４番大谷が一発で試合を決めた。相手は日本ハム時代の同僚Ｃ・マーティン。｢場面も場面だったし、もちろん一緒に戦ってきたので、打ちたいという気持ちは他の投手よりも強い｣。２ボール２ストライクからの６球目の速球を打ち返した。打球は左翼フェンスのへりで跳ねてスタンドへぽとりと落ちた。
投手として１年以上の離脱を強いられる右肘の靱帯（じんたい）再建手術を受けると表明したばかり。悩み抜いた末の決断だったはずだが、グラウンドでの姿はいつもと変わらなかった。｢常に前日の課題を翌日にクリアできるように。練習も試合も、そのために毎日やっている。確実にレベルアップはできている｣。立ち止まることなく着実に歩みを進めている。
