一関・平泉

「衣替え」秋の装いに 一関地方、中学生ら登校

台風一過の秋晴れの下、ブレザーなどの冬服に衣替えして登校する一関中学校の生徒=午前10時ごろ、一関市真柴地内

 「衣替え」を迎えた1日、一関地方は台風一過の秋晴れとなり、長袖や上着を身に着けて通勤・通学するサラリーマンや学生の姿が見られた。

 非常に強い台風24号が過ぎ去って午前中から晴れ間が広がり、気温もぐんぐん上昇した。盛岡地方気象台の調べで最高気温は一関28・9度、千厩27・3度まで上がり、いずれも10月の観測史上最高を記録した。

 台風の影響を考慮し、一関市内の一部の小中学校や高校、幼稚園は子供たちの安全を確保するために休校や登校時刻を遅くする措置を取った。

 このうち、同市真柴の一関中学校(福井信夫校長、生徒246人)は、登校時刻を通常より2時間遅らせて午前10時20分とした。生徒たちはブレザーや学生服など冬の制服に袖を通し、徒歩や自転車、保護者の車で校門をくぐっていた。

 伊藤梨乃さん(3年)は冬の制服に「まだ暑い」と笑顔を浮かべ、渡辺茉那さん(15)は「卒業まで楽しく過ごしたい」と校舎に向かっていた。

 同気象台によると、2日の県内は気圧の谷や低気圧の影響で曇りや晴れとなり、内陸を中心に雨の降る所がある見込み。

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