一関・平泉

岩手連合 EVクラス特別賞 全日本学生フォーミュラ 「電気回路設計」2年連続【一関】

全日本学生フォーミュラ大会でベスト電気回路設計賞などを受賞した岩手連合学生フォーミュラチームSIFT

 9月に静岡県で開催された第16回全日本学生フォーミュラ大会で、一関工業高等専門学校と岩手大の学生で構成する「岩手連合学生フォーミュラチームSIFT」がEV(電気自動車)クラスで三つの特別賞を獲得した。このうち、電気回路の優れていたチームに贈られる「ベスト電気回路設計賞」は2年連続の受賞となり、チームは達成感に浸っている。

 同大会は学生だけで設計・製作した車体で走行性能や燃費などを競う。ICV(ガソリンエンジン車)クラス、EVクラスに分かれ、EVクラスには国内外から93チームが出場した。

 連合チームは一関高専の16人、岩手大の1人で構成。デザイン、電気車検、機械車検などの静的審査をパスし、昨年途中リタイアとなった1周1キロのコースを20周する耐久試験では完走を果たした。

 総合得点ではチーム史上最高となる484・03点を記録。ベスト電気回路設計賞のほか、日本自動車工業会長賞、ジャンプアップ賞を受賞した。

 好成績を残したチームだが、これまでの道のりは順風満帆ではなかった。走行中に充電を行う回生充電機能が8月下旬に使用不可能になるトラブルが発生。耐久試験では消費電力を抑えるエコラン走行で走り切った。

 チームの指導教員で一関高専の伊藤一也代表監督は「特別賞を受賞してほっとした。学生たちの苦労が報われ、限られた期間でベストパフォーマンスを出せた」とたたえた。

 電装リーダーで、ドライバーも務めた千葉魁志さん(制御情報工学科5年)は、全国高等専門学校ロボットコンテストで培った知識を生かし、電気回路設計の構築などでチームに貢献。特別賞を喜びつつも、「今回は先輩たちが築き上げてきた技術があったからこそ。電装を究めて、来年は自分で技術を生み出したい」と意気込んでいた。

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