北上・西和賀

ラリー中心に基本学ぶ【北上】

 北上和賀地区小中学生卓球教室(北上市卓球協会主催)は7日、同市村崎野の飯豊中学校体育館で開かれた。地元の小中学生がラリーを中心とした練習で基本技術の習得に励んだ=写真=。

 小中学生の技術向上を目的に毎年実施。今年は丸子橋卓球スタジオ(川崎市)代表で、1分間ラリー回数180回のギネス世界記録を持つ新井卓将さんを講師に迎え、約100人が参加した。

 教室は2部制で、午前の部には地元のスポーツ少年団などに所属する児童約20人が参加。児童は1分間60往復を目標にした高速ラリーのほか、さまざまな場面を想定したフォア、バック両ハンドの打ち分けを体験した。打ち分けの練習は両ハンドのバランス感覚を高めるために重要で、児童は集中して狙ったコースにボールを打ち込んでいた。

 練習後には「スマッシュをうまく決めるにはどうしたらいいか」「カットを成功させるこつは」などの質問が寄せられ、新井さんが実演を交えて指導。新井さんは「卓球は相手がいないとできない競技。対戦相手の心理や練習相手の気持ちをしっかり考えて臨んでほしい」と呼び掛けていた。

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