花巻

重くて甘い「秋の味」 賢治ゆかりの梨の木 園児 笑顔で収穫【花巻】

賢治ゆかりのナシをもぎ取り、笑顔を見せる園児

 花巻市若葉町にある「宮沢賢治ゆかりの梨の木」の収穫祭が10日、西公園保育園と若葉保育園の両園児を招いて開かれた。園児らがたわわに実ったナシをもぎ取り、賢治に思いをはせた。

 収穫祭は同町の住民有志でつくる賢治梨の木会(照井長治会長、会員37人)が主催し、毎年開催。両保育園の年長児32人をはじめ、地域住民や会員、来賓らが出席した。

 開会式で園児が「星めぐりの歌」や「風の又三郎」、「花巻市民の歌」を元気よく歌って来場者を喜ばせた。続いてナシの木の下に用意された脚立に一人ずつ上がり、会員に教わりながら熟したナシを収穫した。

 終了後にはナシを全員で試食。西公園保育園の福盛田湧太ちゃん(5)は「ちょっと重かったけど、上手に取れてうれしかった。ナシは甘くておいしい」と頬張っていた。

 照井会長は「今年は350個の実が大きく育った。味も大変よく、子供たちにも喜んでもらえて良かった。賢治ゆかりの梨を大切にしていきたい」と目を細めていた。

 ナシは「真鍮(しんちゅう)」という現在では珍しい品種で、賢治が教壇に立った花巻農学校(現花巻農高)の果樹園の名残。樹齢は約100年を数え、同会の会員が栽培管理している。

momottoメモ

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