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金色の風、今年の味PR 県南局 新米販売でイベント【岩手】

販売が始まった「金色の風」の新米を買い物客にアピールする関係者

 県水稲オリジナル品種「金色(こんじき)の風」の新米販売が13日、県内で始まった。奥州市前沢のイオン前沢店では県南広域振興局主催のPRイベントが行われ、試食などを通して甘みが強い金色の風の出来をアピールした。

 2018年産金色の風の販売開始に合わせ、主産地の同市で「お米シスターズ」によるPR活動が行われた。

 同日は、金色の風の新米5キロ入りと2キロ入りの袋が積まれた前で、炊きたての新米が振る舞われ、買い物客からは「甘い」「おいしい」などの声が聞かれた。新米の味を確かめ、買い求める家族連れらの姿も見られた。

 コメの消費拡大や郷土食文化の伝承活動に取り組んでいる同市江刺の女性でつくるお米シスターズの佐々木祐子代表(64)は「コメ離れが見られるが、日本人の体をつくってきたコメをもう一度見直してほしい。金色の風を前面に打ち出しながら、地元で収穫されたコメの良さを知ってもらい、消費拡大につなげていきたい」とPRに力を入れていた。

 関係者は、日本穀物検定協会の食味ランキングで最高ランクの「特A」奪還を願いながら甘みが強くて香りが良く、冷めてもおいしい金色の風をアピールしていた。

momottoメモ

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