奥州・金ケ崎

買い物客繰り出す 水沢産業まつり開幕【奥州】

多くの来場者でにぎわう水沢産業まつり

 第53回奥州市水沢産業まつり(実行委主催)は13日、2日間の日程で同市水沢中上野町の水沢公園で始まった。恒例の地場産品の販売のほか、市内のおいしい料理を集めた奥州フードフェスタなど各種イベントが行われ、農畜産物などを買い求める大勢の来場者でにぎわいを見せている。

 会場には、農畜産物や商工業製品などを販売する約70店が出店。ござえんちゃハウスin水沢産業まつり、水沢農高販売、沿岸被災地復興海鮮市、緊急車両乗車体験などの各コーナーが設けられ、恒例の長沼町物産展や秋田岩手交流物産展も開かれている。奥州フードフェスタでは、災害時相互応援協定を締結している福岡県大野城市の「大野城鶏ぼっかけ」のほか、フランクフルトやホルモン、天ぷらそばなどを販売するテントがずらりと並んでいる。

 姉妹都市の北海道長沼町の物産展では、2017年の2倍ほどとなる650箱(1箱10キロ)のジャガイモをはじめタマネギやカボチャ、ジンギスカンなどが販売されており、人気のジャガイモをまとめ買いする来場者の姿がも見られる。

 同町産業振興課商工観光係の髙田和孝係長は「北海道胆振東部地震の被害を心配してくれる人たちがいて、気持ちがありがたい。11月には長沼で恒例の奥州市の物産展が開かれるので、引き続き支援したい」と話している。会場には、同地震の被災者支援のための募金箱が設けられている。

 最終日の14日は、特産品販売や奥州フードフェスタなどのほか、第30回「奥州水沢グルメまつり」で、日本一のジャンボ鉄鍋による芋の子汁が6000人に振る舞われる。

 時間は午前9時から午後4時まで。

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