雄星の米挑戦容認 西武

 西武の居郷肇球団社長は21日、米大リーグ挑戦の意向を持つ菊池雄星投手(27)が今オフにポスティングシステム利用を希望すれば容認することを表明した。同社長は「彼の夢なので、球団としては応援してあげたい」と説明した。

 菊池は花巻東高からドラフト1位で2010年に入団。9年目の今季は14勝4敗で10年ぶりのリーグ優勝に貢献した。高校時代からメジャー球団と面談するなど、大リーグ志向を持っていた。

 菊池は「9年間、いろいろなことがあった。そういうことを振り返りながらロッカーを整理してきた。まだ終わったばかりで、今後のことを考えられる状況ではない」と話した。【時事】