餅料理26業者が提供 一関で27、28日 全国ご当地サミット
全国のアイデア餅料理を一堂に集めた全国ご当地もちサミット2018in一関(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は、27、28の両日に一関市大手町の一関文化センター前広場で開かれる。県内外の26業者(団体)がオリジナルの餅料理を提供し、一関の餅食文化を広くアピールする。
一関地方に古くから伝わる餅食文化の情報発信と餅による地域おこしに向け、市やJA、関係団体などでつくる実行委が2012年度から開催しており、7回目を迎える。今回は初の試みとして、20日から事前イベントの「もちウィーク」を開催しており、新開発の餅メニュー提供や映画上映などさまざまな催しを通じてもちサミットの盛り上げを図っている。
実行委によると、今回は本県と青森、宮城、山形、山梨、静岡の各県から新規4業者を含む計26業者が出店する。過去6回のもちサミットでグランプリを獲得した全業者が参加する。汁粉や大福、雑煮などの定番だけでなく、トッポギ風、フライドポテト風などアイデアあふれるメニューの店が軒を連ねる。今回は特にパフェやプリン、クレープなどスイーツ関係の餅料理が数多くそろった。各店とも1品400円で販売し、1品購入するごとに配布される「もちふだ」をお気に入りの餅料理に投票することでグランプリを決める。
取り寄せた餅料理を販売する「おもち帰りもち」は、同時開催のお菓子まつり会場で提供され、全国各地の20業者が参加する。
開催時間は初日は午前10時~午後4時、最終日は3時30分までで、投票は最終日の2時まで。最終日の午後3時からは表彰式を行う。
問い合わせは実行委事務局の世界遺産平泉・一関DMO=0191(34)5345=へ。
全国ご当地もちサミット実行委員会のキャラバン隊は24日、一関市の岩手日日新聞社を訪れ、27日から開かれる全国ご当地もちサミットin一関2018をPRした。
同日は、佐々木朋和実行委員長と事務局の阿部奈緒さんが訪問。大嶋武総務局長にイベントの概要などを説明した。
佐々木実行委員長は「毎年レベルが上がっており、今年も定番のあんこ餅や雑煮のほか、スイーツ系の餅料理などが集まった。商工祭など周辺でもイベントを開催しており、周遊しながら楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。