権現様に園児びっくり たいよう保育園 山の神まつり【金ケ崎】
金ケ崎町西根寺下のたいよう保育園(渡邊つる代園長、園児105人)で24日、「山の神まつり」が開かれた。地元の権現廻し保存会が獅子頭で頭をかむしぐさを見せ、子供たちの無病息災や健やかな成長を祈った。
毎年秋、収穫祭とともに開く恒例行事。下永沢第二権現廻し保存会(松本典昭会長)のメンバーが訪れ、迫力満点の権現様が園児の頭をかむふりをして回った。
あまりの迫力に泣きじゃくる子もいれば、表情一つ変えずに「また来てほしい。良い子にします」と手を合わせる子も。菅原龍人ちゃん(6)は「権現様にかまれるの楽しかったよ」と余裕の様子だった。
松本会長は「いつもより泣かない子が多い印象。まつりは権現様を見せられる良い機会」と笑顔。渡邊園長は「生きているもの全てに感謝する気持ちを持ってほしい」と願っていた。
まつり後には、園児たちが育てたサツマイモを焼き芋にして味わった。