おばけカボチャ お出迎え 衣川・黒滝温泉 28日までランタン点灯【奥州】
奥州市衣川上立沢の市営黒滝温泉では25日、衣川地域住民らの協力により、ジャンボカボチャを使ったハロウィーンの「ジャック・オー・ランタン」を制作した。26~28日の3日間、夜に点灯して温泉客などを魅了する。
衣川かぼちゃを楽しむ会(木村高志会長)、川西カボチャまつり実行委員会の協力で例年実施しており、今年で5年目。
制作には同会員や温泉職員ら10人が参加し、会員が生産したアトランテックジャイアントに目や口、模様などを彫った14個のランタンを玄関前に配置後、プレ点灯が行われた。一関市から訪れた温泉客の男性は「(ここでは)初めて見た」と感心の様子で眺めていた。
点灯は午後6時30分から8時30分まで。木村会長(66)=同市衣川山口=は「今年は数が少ないが、出来栄えは最高なので見に来てもらいたい。興味を持って、カボチャを作る仲間も増えてもらえれば」と語っている。