仮装してお菓子ゲット ワールドウィーク 鬼の館で始まる【北上】
北上市立鬼の館の「ワールドウィーク2018」が25日、同市和賀町岩崎の同館で始まった。海外文化のハロウイーンに合わせ、来館者プレゼントなどを通して同館の「世界の鬼面コーナー」に関心を高めるイベント。初日は地元のいわさき認定こども園の園児を招待し、地元の菓子店がお菓子を贈った。
2016、17年はハロウィーンウィークとして開催。オープニングには同園(栗生沢恵子園長、園児106人)の年長児23人のほか、島津秀仁館長と協賛のかぎや菓子舗(同市)の阿部大司代表取締役社長ら全員が魔法使いやキャラクターなどの仮装姿で登場した。
島津館長と阿部社長は、悪魔払いなどの意味もあるハロウイーンの由来を園児に説明。子供たちは「トリックオアトリート」と声を合わせ、阿部社長からお菓子と「世界の鬼面」のカードを受け取った。
園児たちは世界の鬼面57点を含む常設展も見学。プリンセスの仮装をした村上那里亜ちゃん(6)は「ハロウイーンに合わせて家でごちそうを食べた。お菓子をもらえてうれしいし、仮装は楽しい」と声を弾ませた。
イベントは31日まで。期間中は、かぎやと障害福祉サービス事業所北萩寮から提供を受けたお菓子を、「世界の鬼面カード」とともに小学生以下の来館者にプレゼント。世界の鬼面にクイズ形式で理解を深めるシートも配布する。
27日午後1時30分からは、インドの民族楽器・インディアンクラッパーを作るワークショップも開催する。
問い合わせは同館=0197(73)8488=へ。