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「金色の風」新米100キロ 至学館大に県が寄贈

「金色の風」を小岩農政担当技監から受け取る(左から)土性、登坂両選手=県提供

 県は26日、市場デビューから2年目を迎えた県産オリジナル米「金色(こんじき)の風」をアピールし、2020年東京五輪で金メダルの獲得を目指す選手らを激励しようと、レスリングの強豪・至学館大(愛知県)に新米100キロを贈った。

 県農林水産部の小岩一幸農政担当技監が同大を訪問し、レスリング部員に今秋収穫された金色の風を贈呈。同部の選手兼コーチで、五輪3連覇を果たしたレスリング女子の吉田沙保里さん(36)が16年岩手国体でレスリング会場を訪れたことに触れ「岩手や全国の選手に元気を与えていただいた。本県の最高級品種・金色の風を食べ、東京五輪にゴールドの風を吹かせてください」と部員にエールを送った。

 いずれも同部出身、東新住建所属で16年リオデジャネイロ五輪金メダリストの登坂絵莉(25)、土性沙羅(24)両選手が新米を受け取り、「岩手のおいしい金色の風を食べ、東京五輪で金メダルを取ります」と部員を代表して礼を述べた。

 県が同大に金色の風を贈呈したのは17年に続き2回目。

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