岩手山が初冠雪 平年より15日遅く
盛岡地方気象台は28日、岩手山(2038メートル)で初冠雪を観測したと発表した。平年より15日遅く、昨年より23日遅い。
気象台によると、県内は気圧の谷や寒気の影響により27日から28日にかけて雨が降り、標高の高い岩手山では雪になったとみられる。28日午後1時すぎ、雲の切れ間から山頂付近に雪が積もっているのを確認した。
28日の県内は盛岡で最低気温8・8度と10月上旬並みの比較的暖かい朝となった。ただ向こう一週間は前半に比較的強い寒気が入ってくることもあり、30~31日は山岳部や標高の高い峠では積雪や路面の凍結に注意するよう呼び掛けている。