色づく秋の庭園 伝建群武家屋敷【金ケ崎】
金ケ崎町教委などによる「秋の武家屋敷お庭巡り」は28日、同町西根の国選定金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区(伝建群)内で始まった。伝建群内で複合環境物件に指定されている金ケ崎要害の武家屋敷の5庭園を限定公開し、来訪者の目を楽しませている。11月4日まで。
菅原家(表小路)、佐藤家(同)、大松沢家(達小路)、遠藤家(六軒丁)、細目家(諏訪小路)の各庭園を公開。所有者の協力と街地区自治会連合会、町観光協会の後援で行っている。
初日は町内外の来訪者が徐々に色づいてきた紅葉、手入れの行き届いた庭木などをカメラなどで撮影し、ゆったりと散策。27日から同町を訪れていた全国地域リーダー養成塾北海道・東北ブロック情報交換会の参加者16人も足を運び、武家屋敷の秋の風情を味わった。
公開は午前10時から午後3時までだが、雨天時は非公開。各所有者の都合で時間内でも公開しない場合がある。町教委では「秋の武家町の美観、装いを多くの皆さんに堪能していただきたい」としている。
問い合わせは金ケ崎要害歴史館=0197(42)3060=へ。