一関・平泉
うっすら 冬の装い 栗駒山初冠雪
岩手、秋田、宮城３県にまたがる栗駒山（１６２６メートル）は31日朝、初冠雪が確認された。一関市内では午前中を中心に白く雪化粧した山肌を見ることができた。日中の最高気温も11月中旬並みとなり、冬の訪れが感じられる一日となった。
市内から栗駒山に通じる国道３４２号は、一部区間の積雪と路面凍結の恐れがあるため、真湯ゲートから秋田県境まで約14・９キロが５日まで夜間通行止め（午後５時～午前９時）となる。
盛岡地方気象台によると、同日の最低気温は一関４・８度、千厩５・０度で、いずれも午前６時台に観測。最高気温は一関13・２度、千厩12・３度までしか上がらなかった。
向こう１週間は、高気圧に覆われて晴れる日が多いが、期間の初めと終わりは気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨となる所がある見込み。
